空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

今年ももう終わりです

とりあえず来年の目標はここの過疎化を改善する、です(笑


仙台も寒くなってきました。
私は今年はとにかく懐事情が寒すぎて、冬の寒さとかどうでもいい気分です(笑


1月からは一層の冷え込みが予想され(懐の方)、どうすれば良いんでしょうか?(笑


笑ってばかりですが、笑うしかありません。


収入に対して支払った税金がすごいことになっているので、還付だけが今の楽しみ。。。。

今後の身の振り方に関しては、とにかくトライ&トライ&トライ&・・・・・例え連敗続きであろうとも、めげていません(いや、めげるけども)。
もはや修行でしょうか、これは。



しかし、2013年から2015年は深く深く沈んだ感がありますね。あるいは、霧の森の中で道に迷った感じです。
思い返せば2013年元旦に大阪住吉大社で引いた大凶お神籤に「行く道に迷う」とあって、それでほとんど気を失いかけましたね。3月末にはなんとか東北大でのポストを得て「やったー!行く道ゲットー!」と喜んだものの現在のこの迷いっぷり。。。
研究分野を変わってしまったし、挙げ句の果てには研究そのものを止めて臨床医になってしまったし、思い切った転身!と言えば格好が付きますが、楽しくないわ、違和感ありありだわ、実験室が恋しいわ、で、結局私は迷子のままなのだなーと最近気がつきました(遅っ)。


というわけで、霧の森から生きて脱出するぞ!
青い鳥〜〜〜 Help! Me!!!

2015年スタート

明けましておめでとうございます。

もはや限界集落化しているこのダイアリーですが、今年は復活させようと思っています。
多分また身の回りが変化しそうですし。


氏神様で引いたお神籤は「吉」でしたが、なかなかよい内容でした。
なんでも改革の時、変動の運気だそうで、これまでと同じ事続けてもダメ!方向転換大いに良し、だそうです。
いやーもう、次が決まっていなくても今の職場は辞めようと思っていましたけど、最後1%の逡巡が消えました(え?)。


辞めるのは今の職場が嫌いだから、というのではなく(嫌いですが 笑)、そもそもほとんど興味もない医学研究に関わるのはもういいだろう、という理由からです。
医学のこととか考えたくない、ホント。10年やればもう十分でしょう。10年やってもやっても好きにもなれなかったし、興味も持てなかったんだから、もう離婚離婚!!!ムリ!

私は動物が好きなんだし、むしろ動物しか好きじゃないんだから動物の身体のことと獣医学のことだけ考えたい。
だって獣医ですしね。


動物の身体の理解とか獣医学の向上を目標にした研究が出来ないんだったら、臨床獣医師やるわよ。その方が医学研究やるよりずっと気持ちが落ち着くもんね。


今年は楽しくなりそうだなぁ〜

酢タップ2014

2014年1月28日
にーやんが12歳で亡くなりました。
その同じ日に、理研CDBからSTAP細胞が発表されました。

私にとっては、突然の愛猫の死の方が圧倒的な悲しみと衝撃であり、ニュースどころではありませんでした。
その後数日間にわたりワイドショーなどで流れ続けた膨大な映像も、実はリアルタイムではほとんど目にしませんでした。
知人や両親も、同じリケジョの話題を私に振りたかったのかもしれませんが、それどころではなく悲嘆に暮れている状況に遠慮してそんな話をすることもありませんでした。




時間がたってからこの数日間のことを振り返るにつけて、私はにーやんが身を挺して私を救ったのではないか?という思いに何度もとらわれました。


おそらく、何も無い日常の中で私がこのニュースを知ったならば、賞賛と嫉妬、これまでに感じたことのない異様な違和感に精神を激しく揺さぶられ、平常状態ではいられなかっただろうと思うからです。



違和感
彼女を初めて見た時の印象はまさに違和感でした。
「キモチワルイ」といった感覚もありました。見てはいけないものを見ているような、何とも言えない感情が胸に溜まりました。

FBなどでは知っている偉い先生達が次々に賞賛の投稿をしている中で、研究者としてたいした実績もない私が違和感を呈することは、、、、、妬みと取られるだろうことが容易に想像でき、自分の感覚を信じて反論することは、私には出来ませんでした。


しかし、その後の多くの疑義。
私は自分の直感に安堵しつつも、この問題の底の見えない気持ち悪さと猛烈な憤りで、何日も眠れない夜を過ごしました。
問題に関与している人達が、そう遠くない関係であったことも感情を揺さぶられた一因かもしれません。


時間が過ぎて、問題がどんどんと大きくなっていっても当人もCDBも毅然とした態度を示すことはなく、私と同様に疑義が出る前から疑問を呈していた知人の先生と定期的に話し合うも、二人とも日本のサイエンスの現状に怒りと絶望しかなく、、、暗澹たる気持ちで、でも自分たちはちゃんとした研究をやろうと別れたものでした。。。。。。









さて、本日大晦日。
掃除と簡単なお節を作った後は早めの入浴が習慣です。
クリスマスに山口県在住の親友が庭で採れた柚子をたくさん送ってくれたので、湯船に2つ放り込みました。

文庫本を読みながら湯に浸かり、柚子の香りを楽しんでいましたが、ふと足を伸ばした拍子に1つの柚子を潰してしまったのでした。
しばらくすると全身にピリピリとした鋭い痛みが。
なんだろう??と思いながら読書を続けていましたが、痛みは強くなるばかり。

そうです。
潰した時出た柚子の果汁が体中の目に見えないような小さな傷にしみていたのです。
潰したと言っても果皮に一筋割れ目が出来ただけで、それほど多くの果汁が出たとは思えないのですが、野生の柚子は酸味が強いのかな、、、、とぼんやり考えているうちに、またSTAP細胞に思いを馳せました。

弱酸性の液に細胞を浸けると出来るとされたSTAP細胞


もしも本当ならば、今、弱酸性の湯に浸かり、ピリピリと刺激を受けている私の細胞は局所で初期化するのでしょうか。。。。


そんなに簡単なわけ無いじゃないか。。。。。。。。。
翻弄された一年でした。
2chの掲示板を読む習慣が出来てしまいました。
ニコ動もたくさん見ました。

合掌

そろそろ良い知らせが欲しいところ。。。

シンボル:骨(因果)

案ずるより生むが易し。

出だしはもたつていも心配はいりません。希望は八分通りかなえられそうです。


むーーーーーーーー
そう??期待しちゃいますよ?

小さなお客様

去年買った柚子の鉢植えにアゲハチョウが卵を産んでくれたようです(めっちゃ嬉しい)。
まださほど大きくはない株なので、何匹もいたら樹が丸裸になってしまうなぁと思いましたが一匹だけ。チョウも分かっていて産み付けるのでしょうか?自然は奥が深いですね。。。


6/1 孵化直後かな?


今朝撮影のもの

昨日から場所を動いていませんし、うっすらと緑色がかっているので脱皮準備中かと。次は緑色になると思われます。