空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

五匹目の猫-3

「他人のために頑張ることが、自分のためになるとは限りません。でも、自分のために頑張ることは、他人のためになります。」

時々覗く占い師のサイトより


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大学のセミナーにて。
私は某大学のプロジェクト研究員なわけですが、そのプロジェクトに所属している先生で持ち回りのセミナーを一年間やったことがありました。

そこである先生が言われた言葉がずっと棘となって心に突き刺さっており、ことあるごとに思い出しています。


「研究者はエゴイストであって良いんです。自分のエゴを押し通して研究を進めることが結局は他人を救うことになるんです」


聞いたとき、それはそうだけど、、、と呻ってしまいました。
よく、わかる。しっくりくる考え方でもありました。それでも、そう思っていてもエゴイストになるって難しい。そう思うこともしばしばでした。

でも、さっき占い師のコラムを読んで、エゴイストになるという言葉だから抵抗感があるんであって、自分のために頑張る、自分がめいっぱい幸せであるように生きる(言葉を変えてこのようにもも書いてありました)、そう考えれば抵抗感はないな、と。
言わんとするところは同じですね。

すこし、つかえが取れたような気がします。