空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

甘味断ち

8月9日から甘味断ちをしている。

きっかけは特になく、通勤途中にふと「しばらく甘いものを止めよう」と思っただけであるが、おそらく論文執筆とか教員公募への応募とかフルマラソンだとか、、、トライアルがいくつもあったので、自分の気持ちの強さを測る外部指標、みたいなものを持っておきたかったんだと思う。
つまり、「甘いものを食べない、ということを続けていられるんだから、その他のことも挫けずに頑張れるはず」というわけ。

私は自分の性格の甘さについてはよく知っているので、そういう事をやるところがある。本質的には怠け者なのである。


甘いものを本当に何も口にしていないのか、といえば厳密には今日までに数回お菓子(とそれに準ずるもの)を食べた。
友人と出掛けて、フレンチトーストを。
家で食事的な食べ物が無くてチョコパイを。
誕生日に友人と食事をして、デザートでケーキを。
同じく誕生日に後輩からチョコレートをもらったのを後日。


まぁ完遂できていないので、軟弱ぶりが露呈しているのは恥ずかしいのだが、日常的には食べていないので自分的には一応合格です。


甘味断ちは、当初は一ヶ月の予定だったのだけど、目的が単なる根性のバロメーターだけではなくなり、マラソンに向けての絞り込みということが加わってしまったため、まだまだ当分続く。
けれども、走り始めてからいくら食べても太らない、という状態にはなったものの、絞れているわけでもない、という状態だったのが、甘味を絶ってからジリジリと体重が落ちているのである。体重を軽くすれば速くなるらしいので、効果を期待しつつあと一ヶ月半ほど頑張ろうと思う。



おやつの禁止は生活における楽しみをかなり軽減させているのだが、止めてみて思うのは現代人はどいつもこいつもひっきりなしに甘味やスナックを摂取していると言うことで、この状態を外側から冷静に眺めるとなにやら異常な感じがするものです。

先日、最寄り駅の近くにある某ドーナツ屋で半額セールをやっていたのだが、人が並ぶこと並ぶこと。確かに半額というのは安いだろうが、定価でで買っても一個100円前後であって、毎日一つ食べようと思ってもさほど無理な食べ物ではない。長蛇の行列で手に入れるべきものだろうか?彼らはそんなにも甘いものに飢えているのだろうか?

そんなわけはおそらく無いのであって、要するに砂糖摂取の習慣がそのような行動を取らせているんである。より安価に砂糖を摂取できるということに脳が反応しているんである。
恐ろしいことだ。。。。

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