空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

私はサイコパス

昨日の悪夢ちゃんも最高でした。
あのシュールさは秀逸です。

北川景子演じる主人公の武戸井彩未先生は本性を隠して「いい先生」を演じているわけですが、何者かによってブログにて本性を暴かれています。そのことを否定し続けていた武戸井先生ですが、学校で起こったある事件をきっかけに仮面を捨てることにしたようです。

「先生はもう空気を読んで笑ったりしません。
先生はサイコパスです。笑いたくない、泣きたくもない。
殺したいけど、殺さない。
本当の自分と嘘の自分が溶け合って出来ているのが現実です。
何があっても本当の自分は消せない」


こんなことを小学生に言っちゃう先生 笑。



武戸井先生が本当にサイコパスかどうかは分かりませんが、人間嫌いで人間と関わることが大嫌いで、笑うことも泣くこともおよそ他人と何かを共感するために必要なことはどうでも良いと思っていて、でも、人間社会で生きていかなくてはいけないので仮面を被っているというのはよく分かります。

私も同じだから。
誰とも接することなく、山奥でただ一人で口もきかず「死ぬまでただ生きる」のが理想だけど、そうも言っていられないから工夫して居るに過ぎないし、出来るだけ仮面を軽くするために、研究者や大学教員という仕事は好都合なのです。


でもね、正直、私もそうだけど武戸井先生のような人は真に無感情なのかと言えばおそらくそうではなくて、むしろ人間関係の諸々に振り回され、感情を翻弄され、疲れてうんざりしているので捨てたいと言うのが正確なところではないかと思います。



頑張れ、サイコ先生!(武戸井先生は養護教員に「サイコ先生」というあだ名で呼ばれている 笑)