空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

もう研究者はやめだ!やめだ!!

まだ結果待ちの研究職に出していて、これからも2カ所ほど出す予定だけど、日々気分的には「失業状態は嫌だ>>>>>研究者でいたい」となってきて、「もういいか、、、、」と諦める気持ちが大きくなってきた。

神社にお参りに言っても「どうせ向いてないんでしょ?ふんふん」なんて悪態をついてみたり。



話しは変わるけど、知人に娘の方は多分私と同い年くらい、母親は70代前半かなという親子がいる。娘の方は無職で、、、というか多分売れない芸術家(たまに売れている程度)。ご主人が社会的地位もあって高給取りだったので、ローンが済んでいる持ち家があって、少なくとも母親の方が亡くなるまでは悠々自適に暮らせるくらいの貯蓄はあるんだと思う。もしかしたら、贅沢しなければ娘が生きている間もまかなえるくらいはあるのかも。

そんなお二人はどう暮らしているかというと、家の手入れをしたり、飼い犬の世話をしたり、ブログを更新したり、秘密の場所(近隣の山中に何カ所かあるらしい)に花を見に行ったりしている(当人達から伺った話)。



私も、働かずに料理をしたり植物を育てたり、好きに出掛けたりして暮らしたいなと言うのが、否定しようがない本音の一つではあるのだが、そうやって暮らしている人達と直に話していると、不思議なことに「こんな暮らしは嫌だな」という気持ちが湧き上がってきた。
社会に積極的に参加していない人の言葉は、響かないのだった。
そしてなんだかつまらない。


とても良い親子であるが、彼らと色々話をした後「やっぱり、経済的な理由とは別に仕事してないと駄目なんじゃない?」と考えながら帰宅した記憶は折に触れて思い出される。。。。。



そんなことを毎日考えながら生きていると、別に研究でなくても、自分のキャリアや能力を活かせるところであれば職種はなんだっていいじゃないか、仕事が楽しいという気持ちは多分後から付いてくるさ、、、という気持ちになってきた。
きっと本当にそうなんだろう。。。。。。。。