研究所というところは理性で行動することが一番大事という前提で生きている人が多い場所(空ネコ判断)なので、差別的な言動などはあまり耳にすることは無い。
内心色々思っていても、感情にまかせてうかつなことを吐き出すのは人として(研究に関わる人間として)恥ずかしいという価値観がある(空ネコ判断)ので、抑制されているものと思われる。
私などは独身で、子供を通じた違う環境で生きている他人との付き合いも無く、仕事以外の話をする友人も身近ではほぼゼロ、彼と書道の先生と担当美容師を除けば周囲の人間は99%理系頭で構成されていることもあり、感情的な言動は本当に耳にしない。
なので、コロナウイルスがらみの差別もネットニュースで知るばかりなのだけど、世の中そんなに荒んでいるのだろうか。
うっすら入ってくる噂では相当な荒み具合と聞く。
でも、みんな弱ったり、弱りそうになったりしているときに他人を攻撃してどうするのだろう?
日本ってこういう国だったのかなぁ???
(同調圧力が強い国だから、元からこういう国だったかも知れない)
自分が大変なときでも率先して他人に手を貸しなさいとか難しいことを要求されているわけじゃない。
他人を非難するのはやめましょうってだけなのに出来ないのかな。
非難することで確実に何かが解決するのならいざ知らず、多分何も変わらないよね?
また、少なくとも自分の気分だけはすっきりすると言うのであれば多少理解できる、、、かもしれないけど、おそらく他人を非難しても自分の気持ちは良くならない。
私の経験から言えば、具体的な言葉にして誰かに文句を言ったり貶めたりすると、なぜか一層気分が悪くなったりする。
これは、他人を傷つけると同時に自分の心も傷つけるからでは無いからだろうか?
よく、不満を内に溜めない方が良い、と言うが、これは相手の行動に具体的に改善して欲しいことがある場合に伝えよと言うことで、攻撃では無くて話し合いだろう。
自分から見たらラフな行動をしている他人がまき散らしているかも知れないウイルスが嫌なら黙って自分が納得いくレベルの対策をすることが最も心を落ち着ける方法のように思う。
そういう意味では、普通の外出で防護服、マスク、ゴーグルみたいな格好していた中国人を私は賞賛する。
あれはだって、他人にどうこう言うよりも自分が最高級防御した方が話が早いってことでやっているのだろうから。
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話は変わり、先週コックオーヴァンを作った残りのワインを消費したかったので、土、日、月とワインに合う料理を作り晩酌をしてしまった。
料理楽しいねー。
自分が食べたいものを好きに作って好きに食べることの幸せなことよ。
アップルクランブルは土曜日に彼とランチをしたときにお土産でもらってきたもの(いつもその時食べる用と持ち帰り用を作ってくれるので)。
クランブルは私のアレルギーに合わせて米粉で作ってあります。