空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

自宅就業十二日目 (2020.4.28)

COVID-19の新しい症状に関する報告が出始めていて、やっかいだなぁという印象。

まず一番嫌だなと思うのが、無症状感染者に血栓ができている可能性。

これいきなり死んじゃうかも知れない奴やん。
あるいは脳梗塞

脳梗塞困るね~



NYや慶応大学病院での血液検査によれば無症状者の15%(この数字はNYバージョン)程度に抗体陽性が確認されたとのこと。
しかし、ちらほら再感染の報告があるところを見ると抗体=免疫獲得と単純には行かないようだ。
もちろんこれは治癒していなかった、と考えることも出来るので、免疫獲得を即座に否定するものでは無い。

ただ、この免疫も生涯免疫と言うほどのものでは無い可能性が高いと聞いている。
つまり、インフルエンザのように定期的に免疫を付けてやる必要がある。


ただここで問題になるのが一見無症状でも体内で血栓ができるというところ。
ワクチンが出来たとしても、それで血栓ができてしまってはどうしようも無い。
もちろん小さな血栓は薬の服用で溶かすことも出来るが、毎年ワクチンを接種し、一定期間別の薬を服用って相当面倒な上に別の副作用のことも考えなくてはいけないなんて。

しかしながらワクチンにも色々あるので、必ずしも接種=無症状感染ではないことに留意されたい。




このような新しい報告により、ネット上では「やはり感染しないことが一番」というコメントが多く出ている。
が、永遠に引きこもっているわけにはいかない。

従って私の意見はこれまでと変わらず、COVID-19が存在する世界で生きるのが良いのでは無いか?ということだ。



しかし別の案もある。

これは私がずっと以前から考えていた理想の人間社会のあり方なのだが、人間はすべからくコンパクトシティのような空間で暮らす。
エリアはドームで覆い、ドーム内の空気はフィルターを通して浄化しSPF程度のクリーン環境を保つ。
食料生産も廃棄物処理も何もかもドーム内で行い、ドーム外の環境に干渉しない。
国内に数十カ所程度のドームを作り、ドーム間はチューブ道路で結ぶ。
ドーム空間を効率的に使用するために、住居は政府がいくつかのパターンを用意して、割り当てられたところに住まなくてはならない。
クリーンな環境で感染症や気象災害のリスクから逃れて暮らすことが出来る代わりに人々は居住空間に対する自由は失う。

どうですか?
自然環境は積極的に保護しない代わりに破壊もしない。
完全なゾーニングというわけです。
世界中が歩調を合わせて一気にやれば居間の技術力ならやれると思う。

私は人間以外の地球環境を愛しているので、正直干渉したくない。滅びるにせよ進化するにせよありのままにしておきたい。
だから人間は人間で、かたまって暮らすのが良いと思うんだね。
人間のことは余り好きでは無いので人間以外の生き物に囲まれて暮らしたいのが本音だけど、自分もまた(自然を脅かす)人間だからね。

エネルギーも効率的に使えるので省エネにもなるだろう。
感染症は他の種との戦いでもあり共存でもあると思う。
でも人間は自分大好きな種だからね、他の種とは分かれて暮らすのが良いと思います!