空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

仕事の虫

この三連休は一体何だったのか。

2/11 8.5時間
2/12 5時間
2/13 7時間(予定)

と普通に働いてしまった。
まるでリサーチャー全盛期(まだ希望を持っていたあの頃)のよう。


ただなんだろーなーー

これも良く書いていることなんだけど、実験ってどこで止めて良いのかよく分からない。
例えば、反応に一晩かかる工程とかあって、そういうところまで行けば心置きなく帰宅できる。もう今日やれることはない!となるから。
その手前でももちろん止めて明日続きを、ということが出来るポイントはいくつもあり、どうしても外せない用事があるとか、体調が悪いとかの時は帰宅したって良い。
体力や気力が続かない人だと細切れな感じで実験することもある。

でもさぁ
結局途中で止めると結果が出るのが遅れるわけよ。
研究って終わりがない仕事だから、結果が出たらそれで次の一手とか、またはやり直し、とか延々とやることがある。
でもってやっぱり競争(相手は世界のどこかの誰か)という側面があるので、早いほうが良いよね、となる。


そしたら止められなく無い?

私は疲れていても休日でも、手を動かせば取れるデータがあるのに!という状況だとモヤモヤザワザワしてしまって落ち着かない。
落ちつかなさが半端ない。
気がつくと出勤している。

例えば、土日にやっても月曜日にやっても結果が出る日が変わらない、ということもあって、そういう時は休もうってなるんだけど。
あんまりないけど。


私が一日早く結果を出したところで科学の世界が変わるわけで無し、とも思うんですが。


ただ例えばこの週末に試行錯誤して、1ヶ月くらい苦労していたことが上手い具合に行ったっぽい。
これを週末休んで平日も残業しないでやるとすると、今日の結果に到達するのは早くて19日、もしかしたら24日(23日お休みだから)。
そう考えるとかなりの差ですよね。


そして、長時間&休日無しで仕事をしていると、2時間くらいの待ち時間に先延ばしにしていたけどやった方がいい実験なんかも手を付けたりして、結果的に多方面で仕事が進む。

集中力や体力の面で、あるいは家庭の事情などでこういうことが出来ない人に無理に要求するのは間違っていると思うんだけど、単純に働き改革で括れないものを研究しているといつも感じてしまう。


精神科医河合隼雄さんの著作「心の処方箋」に「人生には100点を出さなければいけないときがある」というのがあり(河合先生は仕事がらみでこういうこと書いているわけではないですが)、一番印象に残っていてよく思い出すんだけど、何にでも「ここぞ」というポイントがやっぱりあると思う。


その時に注力できるか、100点だすために知恵と力をたくさん出せるか。
これが出来るか出来ないかで人生も結構違うんじゃないかなー。

って、これは自分の人生を振り返ってみて、100点を出さなければいけなかったのに手抜きをしたからその先の結果が付いてこなかったな、という反省も込めての気持ちですが。



今、100点だす気持ちでやって欲しい学生が2名いる。
私の実験ペースを見て、何か心に引っかかってくれればと思うけど、一人(頭が良く、さらに勉強家)はともかくもう一人は来やしない。
来なければどのくらい集中して実験するとデータが出てくるのか見る機会も持てないね!笑


ま、結局人生はその人のものだから、どうでもいいっちゃどうでも良いんだけど。