空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

人生すごろく

今週のお題「引っ越し」



引っ越しの多い人生でした(注 道半ばです)

家族とともに転居した回数 3回
単身で引っ越した回数 6回

あら?親の都合での引っ越しがもっと多いと思っていたけど案外少ない。
それよりも!
単身で引っ越した回数が6回とは。そりゃあ引っ越しマスター感出ますよね。


転居も繰り返すとどんどん上達するものです。
反省もしますから、それを次回に活かす、ということであります。

直近は2020年12月末のものですが、梱包に4色のガムテープを駆使し、搬出搬入時に作業員さん達へ的確な指示出しを行いました。
例えば「赤いテープの箱は割れ物なので要注意、青は書籍なので重いです」といった具合。

また、搬入時は色別に段ボールの置き場所を指定し、開梱に手間取らないように指示。

おかげで搬出、搬入ともに過去最速でしたし、搬入時には作業責任者から「予定の半分の時間で終了した」と感謝されました。
マスターの面目躍如です。


引っ越しの効用は様々ですが、一番は人生を大きく動かす、風通しを良くする(それが単に気分的なものであり、何か問題を抱えている場合、根本的な解決にはならないとしても)というものでしょう。
運命とは動いてなんぼですから、身体を移動させるのは色々手っ取り早いのです。

その結果、得るものもあれば失うものもあるのですが、少なくとも停滞からは脱出できます。


次の効用は、持ち物を把握できる、ということはないかと思います。
数年ごとに梱包しているとしまい込まれて忘れ去られる、といったことがほとんどありません。

さらに、度胸が付く、人見知りが減る、どこででも生きていけるという実感を得る、総じて精神的にタフになる、といったところでしょうか。


デミリットはなんと言っても「親しい人が減る」ですね。
本州を縦横無尽に移動してきた結果、私の場合、休日にちょっとランチでも、という友人はゼロです。
親友はすごく遠く離れた場所に一人、親友と言うほどではないけどまぁ親しい友人も離れた場所に数人。いずれも近場には居ません。

やっぱり県やエリア(北関東とか関西とか)を越えてガンガン引っ越す人は少数で、大半は生まれた場所付近、あるいは育った場所の周辺で生きている人の方が多い。
社会人になってからの転居だと、そのような人たちで構成されているコミュニティーに単身で入っていくのはけっこう難しい。
子供を通じて、とか、本当に親しい仕事仲間と巡り会える、とか、習い事で地元の人と知り合う、とかがないとと思います。

そういう意味では孤独に弱い人は転居を好まないのかもしれませんし、孤独に強い人は転居を繰り返すと一層孤独になるように思います 笑。


別のデメリットはお金が貯まらない、ですね。
ちょっとびっくりするくらい引っ越しにはお金がかかります。
私の場合、ネコ数匹を引き連れての転居ばかりですから、基本的に単身なのに広いところに住んでいます(ネコ達のテリトリー&運動問題)。
ネコいなかったらあと2部屋減らして、そしたら家賃もぐっと下がり、、、と考えることもしばしば。


そして広いところにばかり住んでいるので、なんだかんだで家具もちゃんとしたものばかりとなり、もはやワンルームなんて無理。。。。




しかし振り返ると私ももう9回も引っ越ししているのですね。
新しいところに住むのは、それがどんな地方都市であっても刺激的ですが、移動もそろそろ飽きてきた感じがします。

実は次の居住地は密かに決めているのですが、それは仕事の都合などではなく完全に自分の意思での移動。
10年以内を目標にしていますが、ちょうど10回目の引っ越しでキリも良いのでそれで「上がり」といたしたいと、今は思っていますけど、さてどうなりますことやら。