空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

今更ですが親ガチャについて

親ガチャって言葉が嫌いでねぇ


いや、初めて聞いたとき下品だけど上手いこと言うものだという感想も持ちましたよ。


ただ、結局「当たり」「外れ」ってその時点での判断だよね?って思ってしまう。



子供だろうが何だろうがその時々で好きに判断して良いと思うけど、結局それは10歳なら10年、15歳なら15年の人生経験でもって下している判断にすぎないということを忘れて欲しくないと思います。
つまり、あなたの人生の結論ではないよと言うこと。


もしかすると我々の世代(第二次ベビーブーマー)も上の世代から見れば似たり寄ったりだったかも知れないのだけど、私の周囲を見ていると今の若い人たち白黒付けたがり過ぎ(変わらない)結論を求めすぎに見えます。

若い時って大抵そうなのかも知れないが、、、



それが良い結果でも悪い結果でも早くはっきりさせ、その問題から解放されたがっているようです。


体力無いのかな?
というのも、白黒付けないと言うことは考え続けると言うことですし、考え続けると言うことはすごく疲れることだからです。



親ガチャと同様に苦手な言葉がコスパです。

ビジネス用語として使うのは分かりますが、若い人が日常の行動に関してコスパがいいとか悪いとか言っているのを聞くと、あなたはその事象に対するコストやパフォーマンスについて真に理解しているのか?その若さで?その程度の経験で??と内心突っ込んでいるワタクシです。


そしてこれもまた体力なのかぁと思います。
コスパ悪いと思うことをしたくないんだもんね?



親ガチャに話を戻します。

人生を点で見れば確かに○○運が良い・悪いということは言えますが、そもそも人生は点というよりは線なので結論なんか死ぬその時まで出ないよ。
出ないから生き続けるのだよ。
そして、多くの人にとっての人生は案外長い。


だから生き続けるために、その間の長い時間考え続けられるための心身の力を養って欲しいなぁと思います。
そして、安易に結論を出す癖を付けないで欲しい。

結論なんて放っておいても出るべき時に「それしかない」というものが出るもんだ。



最後に私が現代の子供だったら100回くらい親ガチャ外れたわ~って思っただろう母との色々経て今はこうという写真を貼って終わりとしたいと思います。

個人情報保護の観点から母の顔は半分にしとくw