空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

憧れの薔薇生活

バラを育てるのが夢でした。

ミニバラに何度かトライするものの頓挫。
というか、若い頃は植物が好きな割に育てるのが下手だった、ということもあります。


植物の世話は鳥獣の世話とはだいぶ異なるということを理解しつつ、2018年からチランジアという割と特殊な植物に本格的に手を出したあたりから植物生理や生育条件について真剣に勉強し(貴重な種もありとにかく枯らしたくなかった)、栽培技術はだいぶマシになりました。



そうこうしているうちに前橋に転居したのですが近くの公園に大きなバラ園があるのです。
ここでは年2回バラ祭りが開催されますが、転居時はコロナ禍で開催が中止となっていたこともあり、また新しい職場で忙しい中でバラ園どころでは無かったため、花が咲いている時期に足を運んだのは昨年秋が初めてでした。



そもそもこのバラ園は本数も種類も素晴らしいのに常時無料開放という大変お得なところ。
www.city.maebashi.gunma.jp


そして、バラ祭の時期、園外では安価で質の良いバラ苗が販売されています。
育苗会社から栽培の専門員も来られているため、質問攻めにすることもできます。



今ならきっと育てられる!と思った私は、専門員のお兄さんを捕まえて自分のテクニックと我が家の栽培環境を伝えお勧めのバラを選んでもらいました。
本当は香りの強くてニュアンスカラー(パープル、茶系、グレーなど)のバラが好きですが、そういうのはプランターでは難しいそう😓


選んでもらったのはニコルという四季咲き、二色咲、中輪の可愛らしいバラでした。
himenobaraen.jp


購入したのが10月初旬だったので、冷え込む前に大きなプランターに植え替え、毎月1日を固形肥料の日と決めてお世話開始です。
専門員によれば、バラは前橋の強風吹き荒ぶ冬も、地獄の釜が開く夏も屋外で大丈夫だそう。本当か?

地植えじゃないですよ?コンクリートの南向きのベランダですよ?と20回くらい聞きましたが大丈夫、特にニコルは丈夫だからという言葉を信じて真冬も外で管理しました。


当然ながら冬はほとんど動きがありませんでしたが、少し春めいてきたかなと感じた途端に新しい枝が伸びて葉が増えあっという間に蕾をたくさんつけました。

そしてGWに入ったあたりから順次咲いています。

記念すべき初開花
手前は咲き終えて枝を落としたところ。奥はこれからです。


ニコルは花がよく開いて石楠花みたいになりますが散ることはなく、ずいぶん長く花を楽しむことができます。
でも雨に当たると花弁が傷むので、そういう時は事前に切って部屋で楽しんでいます。

ベランダから花を切って、部屋に飾れる生活っていいな〜^^

バラを愛し育てる人をロザリアンと言うそうです。
私ももうロザリアンを名乗って良いでしょうか?