朝晩の風が既に秋の気配で満たされていますね。
早朝に聞こえるのもセミの声ではなく、秋の虫達のそれです。
このまま夏が終わるのでしょうか。
梅雨明けから風の色合いが変わるまで、今年は半月ほどしかありませんでした。
短い夏
だけど、いつもより少し密度が濃くて、何か長い夢を見ていたような気がする。
そんな夏でした。
少し先のことだけど、新宮へ中上健次のお墓参りに行き、熊野灘を眺めて、古道を歩いてくる予定です。
自分の属する世界とはあまりに違うと思いつつ、強く惹かれていた中上健次の世界。
気が付けば、物語の舞台となっていた場所の随分近くにいるということにふと気が付きました。
だから、
今年の夏の締めくくりに。。。
ヒロはほんの少しだけ中上作品の主人公達に似ているから。。。