空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

地獄の三丁目

今回も地獄の数日間でした。

はい、ワクチン三回目です。
三回ともファイザーなのですが、とにかく副反応が酷い。
二度目も相当でしたが、今回は

「あかん~これはこのまま死ぬかもしらん~~」
「救急車呼ぶべきかも~~」
「とにかく生きてたらもう四回目は無しやーーー」

と思いました。


ちなみに二度目の症状は以下。

  • 発熱39度:接種18時間後くらいからおよそ48時間継続。ちなみに起床時体温35.7度くらいなので日常比はかなりある。これね、途中何度も解熱剤服用してますから。でも下がらなかったです(一時的に身体は楽になるけど2時間くらいで戻る)。
  • 全身筋肉痛:これがもうとんでもなく痛い。寝ている姿勢を変えるだけでも痛いので、本当に横たわっているだけしか出来ないし、熟睡も出来ない。
  • 頭痛:接種後三日目に熱が37度台まで下がり、筋肉痛は和らいできたのですが次は酷い頭痛。

ざっくりとまとめると、印象としては非常に重いインフルエンザ
結局、接種後3日間丸々仕事は休んだわけですが、一人暮らしだし短くてもザ・闘病でした。
辛かったです。。。


だから三回目は嫌だったんですよ。
周囲も「二度目より副反応が強い」と言っている人が多かったので余計。



接種は土曜日午前11時。近所のクリニック。
週末明けの月曜日は自分の体質からおそらくまだ完全回復とはなっていないはずなので、休むことにしていました。
普段の土曜日は寝具の洗濯とか、水回りの掃除とか、絨毯の念入りな掃除機かけとか、買い出し(近所のスーパーが週末はポイント5倍なのです)とか、個人的に「週末家事」と呼んでいるタスクがいくつかあります。
これをやらないと次の一週間が気持ちよく送れないので、ワクチン接種前に早起きして頑張りました。つまりワクチン接種後は基本的に「寝るだけ」にしておきたかったのです。
実際は、いくつかは金曜日に済ませましたが。

で、ワクチン接種後に買い物をして帰宅。
体調が悪くならないうちに弁当用の食材の下処理や、「闘病」中の準備など。
2回目はジュースやゼリーを買い込んだだけでしたが、今回は思いついて果物を何種類か皮をむいて一口大に切ったものをタッパーウェアに準備しておきました。
結果的にはこれに非常に助けられたのでオススメです

そして三回目の症状は出た順にこんな感じ。

  • 身体の冷え:夕方から身体が冷たいと感じる。時間経過と共に体感温度が低下も体温は36度台。
  • 震え:10時過ぎ就寝で、布団に入っても冷えは止まらず歯が鳴るほど。身体もガタガタと震える。これが2時間ほど続いた頃「死ぬのでは?」と思いました。
  • 全身疼痛:突然全身の筋肉・関節が痛い。今回あえて筋肉痛と書かずに疼痛と書きました。だって痛いのが筋肉だけじゃないんだもの。
  • 頭痛:今回、最初から頭痛も来ました。
  • 嘔吐:夜中に2度吐きました。とてもトイレまで行ける状態では無いと思ったので、我慢して横になっていましたが、「無理~~!」となり起きたほどの吐き気。このときも「これはもう救急車を呼んだ方が良いのでは??」と思いました。

吐いたあとは水と解熱剤を服用しつつ朝を迎え

  • 発熱:キターーー!ハイ38度。日曜日は丸一日この体温でした。全身疼痛と頭痛は続いたままなので、横になっているだけで何もせず(ネコズの世話だけはなんとか)。

発熱は二回目よりは低かったですが、トータルでは三回目の副反応の方が重かったと感じています。吐きましたし、得体の知れない恐怖を強く感じたという点もあり。
まず身体が冷えたのは(冷えを感じたという意味)一時的な自律神経失調でしょう。
そして震えは体温を上げようとして筋肉が頑張ったからでしょうが、このとき実際には体温は上昇傾向にあったはずなんですよね。
まぁ、色々と大変でした。。。。


私が倒れている間、ネコズはどうしていたのかというと
最初の晩、震えながら過ごしていたときは二匹の猫(一番上と二番目のコ)が私の肩口にぎゅっとくっついて(つまり私の首を挟むように)一晩温めてくれました!
一番下のコはベッドの端で心配してました、多分


普段そのように寝ないので(いつもは一匹は布団に入って私の腕枕、別のコは枕元にいるが私にはさほど密着しない)、目を閉じて歯をガチガチ、ガタガタ震えている私を見てボスがかなりヤバいと思ったのではないでしょうか 笑

真面目な話し、ネコ達が首と肩を覆ってくれてから身体が少しずつ温かくなったんですよね。
本当にありがとうという気持ちです。


しかし、ワクチンって予防でしょう?
予防で死にそうになっていては本末転倒ですし、これを書いている今も倦怠感は残っていて調子が戻ったとは言いがたい状況です。
これは本当に有効な方法なのか???

私は四回目は見送るつもりです。

花より団子

夕べから寒気が戻ってきていますが日射しは春。
桜が満開です。

ただ私、桜があまり好きではないのですよ。
特にソメイヨシノが好きではない。
八重桜とかしだれ桜は好きなんですが、ソメイヨシノの花一輪てショボくないですか??
山野草とかかなり好きなので別に地味でもショボくても良いのですが、ショボいくせに絶大な人気を誇っているというのがモヤッとするんだと思います。

マイノリティとして生きている自覚が強いので、烏合の衆に激しい嫌悪感があるんです。
桜に罪はないですが、1つ1つは地味なくせに、集まって大きな顔しやがって!!みたいな感じがするんですよね~。
って、「センセイ、桜咲いてますよ~。見ましたか?」って無邪気に言ってくる学生さんに「桜は数の暴力を感じさせるから嫌い」なんてわざわざ言いませんよ。ブログだけです 笑。


さてさて。
料理が趣味なのと、コロナもあって外食をほとんどしません。
前も書いたと思いますが、外食をすると無意識に原価計算をしてしまい「自分で作ったら3割の価格で出来る、、!」などと考えてしまうので楽しめないということもあります。


でもたまにはねと言うことで先日ランチもやっている老舗の甘味屋さんに行ってきました。
実は割引券をもらっていて、3月いっぱいだったのです。


ランチは値段のわりには微妙。。。
いや正直に言えばコスパが悪すぎて評価に値しないと思いましたが、甘味屋さんなのでデザートに頼んだパフェは非常に美味しかったです。

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桜と抹茶のパフェ

パフェなんて食べるの久しぶり~♪
こういうのは自分でも簡単に作ることが出来ますが、アイスを2種類、寒天を2種類等々、ちまちまと揃える必要があるため1人分なら外食の方が良いと思います。

甘味屋さんのパフェなので、底には崩した葛餅に桜シロップが絡めてあるのが入っていて、見た目も美しくとっても美味しかったです。

今度は甘味だけをいただきに行こうと思います。

カテゴリーを見直してみた

ブログをカテゴライズしていたくせに、サイドバーに表示していなかったため、自分が何についてよく書いているのかの把握が不十分だったということもあり、カテゴリーを見直すとともに階層化し、サイドバーへの表示もしてみた。

過去記事については余力があるときにカテゴリー変更をしたいと思うが、全部は無理かも知れない。
無くしたカテゴリーもあるため、カテゴリーと内容がマッチしない場合もあるかも知れませんがご容赦を。

そもそも、何の記事をまとめて読みたいか(または需要があるか)を考えたときに、病気ネコの記録は抜き出せた方が良いと思ったのです。


研究に関しても、日の目を見ない研究者の苦悩は需要があるかも知れない。。。
それはどうでもよい


一番は闘病記をまとめると言うことです。
獣医師資格を持つ飼い主として、また生物学の研究者として、自分の知識と観察をベースに独自の治療で効果を上げているところもあります(決して主治医と対立しているわけではない)。
自宅での日常的なケアにたいするアイデアがメインなので、その辺が困っている人の参考になれば良いなぁと思っています。

空飛びネコの庭で原種について考える

ガーデンブログは閑散としておりまして寂しいのでこちらにリンクを張っておきます。
植物栽培は今私が最も力を入れている趣味と言っても良いです。
ご興味のある方は是非どうぞ!

soratobi-neko-garden.hatenadiary.jp

個々の倫理観

いつの時代も「暴露」ということに対して一定の需要はある。
人は他人の秘密をのぞき見したいという欲求を持つ。

のぞき見を実際にするかどうかは、そういう欲求を否・恥として捉えるのか、是とするのかにより異なるのだろうが、「他人の秘密」と聞いても全く心を動かされない人を除けば、大抵はそのような欲求はあるかと思う。


週刊誌・写真週刊誌はその欲求を満たすべく発展してきたものだろう。
ただこれらは、そのソースが持ち込まれたものであるにせよ、取材によるものにせよ、まだ「代理人(編集者・出版社)による暴露」だった。
代理人を通じてである以上、代理人の価値観によるフィルターがかかる。
場合によっては「暴露しない」という選択肢もあるだろう。


当事者による暴露は、当事者が言いたいことを全部表に出せるが、はたしてこれは良いことだろうか?
巨悪と戦う個人にとっては大きな武器になるかも知れない。
しかし、冷静な第三者の視点を無くすと言うことは恐ろしいことでもある。


現代は、個人が暴露ツールを手に入れてしまった。
勘違いだろうが誤解だろうが、自分は被害者だと思えれば、加害者の所業は何でも暴露できる。
世界中の人に無料で発信できる。

そこには、さすがにこれは嘘かも知れない、誤解があるかも知れない、だから裏取りしてから表に出そう、とやってくれる第三者は不在である。
真実かも知れないがそのまま暴露したのでは新たな被害者を生む、ということに気がついて止めてくれる人もいない。

ブレーキは個々の精神に、倫理観に依存しているのである。
世に放った秘密は回収不能で、射った矢が巡り巡って自分を射貫くこともあるだろうが、その時後悔してもどうしようも無いのである。
難しい時代になったと思う半面、昔から言われていることを心にとめておけば良いだけだ、という気もする。

すなわち、自分がされて嫌なことは他人にしない、ということだ。
しかしほんと、他人の良くない所業ばかりを口に乗せるって楽しくないでしょうに。
もしかしたらその瞬間は楽しいと感じるのかも知れないけど、少なくとも幸せは感じないだろうな。

生きるのが大変な世の中だけど、幸福に生きることは出来ると思いますがね。


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命の火が種火からとろ火、くらいになりだいぶ回復してきました。

眠いだけよ

食事の際に、フードをお皿に入れて置くのが普通だと思いますし、我が家もそうです。
元気な子はそれで問題なく食べてくれます。

気持ちが弱ると、それで少しは食べますが続かない。
そこで諦めてしまう飼い主さんも実際多いのですが、付き添って時間をかけて励ましてあげると食べたりする。
我が家では、膝に載せて頭や身体を撫でながら声をかけてあげること30分から1時間。それで膝に載せたままフードのお皿を顔の前に持っていくと完食してくれることが多いです。
甘えてるだけ?

確かにそうかも知れません。
でも、弱っている時って甘えたいですよね?
多分、老人、小さな子供または病人でも同じではないでしょうか?
触れて温もりを感じさせる、声かけで安心させる、そうしたら気分が良くなってちょっと食べてみようかなと思う。

それを続けています。