空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

財布が入っていない率高し

今週のお題「カバンの中身」

実はあまり財布を持ち歩きません。
と言うと、バーコード決済?と聞かれますが、そういうことではありません。

単純に、財布を持っているとつい使ってしまうので、それを防止するためです。
今日は帰りに買い物をしよう、という日以外は財布は家においています。

最近はコロナ禍で皆無になりましたが、以前は急な飲みの誘いもありました。そういう時に手持ちがないからと断るとコンビニで下ろしておいでよ~などと返されるのですが、「いやそもそも財布がないからカードもない」と言うと結構驚かれました。

財布がないと不安じゃないの?とよく聞かれるのですが、当時は定期があれば家には戻れましたし、今はそれこそ自転車通勤で移動にお金がかかりません。
家に戻れば財布があるので大きな不安はありません。

長時間、常に何か計算しながら働いていると毎日絶対と行って良いほど「なにか甘いもの、、コクのあるものが食べたい。アイスクリームかチョコレート、、、、」という欲求が生じるのですが、財布がないのは相当な抑止力になります。○○Payは使用していないのでなおさらです。
いい大人なので、お菓子買いたいからお金貸して、とも言えませんし 笑


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鞄の中身ですが、財布以外は日々ほとんど変化なく以下の通り。

  • 職員証
  • 特殊な施設へのカードキー
  • パスケース:Suicaと免許証
  • 手帳
  • ポーチ:筆記用具、メモ用紙、マイナンバーカード、名刺
  • カードケース:保険証、お薬手帳、かかりつけ病院のカード
  • マイバッグ
  • スマホ
  • キーリング:家、職場の鍵
  • 手ぬぐい:ハンカチじゃなく手ぬぐい派
  • ポケットティッシュ
  • 小型懐中電灯:小さなソーラーパネルと手回しの両方で充電ができるもの、緊急事態用。小さいけどかなり明るい

書いてみて、恐ろしいことに化粧品の類いが全く入っていないことに気がつきました^^;
仕事が仕事だし、マスクになってからほぼすっぴんだし、無くても困ったことないんですね、これが。


以前は毎日使うバックパックに上記のものを入れっぱなしでしたが、持ち物の整理をした際に手持ちの鞄をもっと積極的に使おう、と思い、それからは帰宅すると中身をすべてカゴに出し、鞄の中のホコリを取って所定の位置にしまう。
翌朝は服装に合わせて鞄を選び、中身を入れる、というスタイルに変えました。

手作りご飯にトライしています

偏食のミトが亡くなってから、生きているうちにもっとできることがあったんじゃ無いか、と考えて、手作り食について調べて、始めていました。

ペットの食事を手作りすると言うことについて多少の知識はあったのですが、学問として正式に教わっていないこともあり、自分の問題として考えたことは無かったのです。
しかし、今書きながら記憶がよみがえってきましたが、思い返せば大学時代に研究室の柴犬(ペットでは無く研究対象)でお腹が弱いコ用に大鍋でレバーや野菜を入れたおじやを作り、小分けして冷凍しておくのが下級生の仕事でした。


とは言え、うちのネコの頻繁な吐き戻し問題を、手作り食で克服しようという発想にはならなかった。今から考えると、どうして思いつかなかったのか!、と痛恨の思いですが、相談した友人や同僚の獣医師の誰も「手作りしてみれば?」とは言わなかったので、やっぱりまだ一般的では無いのでしょうね(特にネコに対して)。


キャットフードについて、ヒトに置き換えたら毎日カロリーメイトで生活するようなもので、便利だが決してベストでは無い、とここまでは本当に何度も何十回も考えたことはあったのに、その先に一歩考えを進めることは出来なかったんですねー。なぜか。。。

以前ウサギを飼っていたときは、ペレットは最少にして牧草と葉物野菜や食べられる野草、少しの根菜・果物と工夫していたのだから、ネコでも同じことを考えても良さそうなものなのに、肉食動物の食事を毎食作るのは現実的では無い、と思い込んでいたのです。

自分は比較的突拍子も無いことを考えたり行ったりする方だとは思いますが、枠を飛び出るのがいかに難しいかよく分かります。


ま、そんなわけで、ミトには間に合わず申し訳ないことをしましたが、テオと七味には先に亡くなったネコ達から得た知識や反省を活かさなくては。
私は決してキャットフードがダメと言っているわけでは無いですよ。
あれはある意味「ものすごい発明」だと思います。
ただ、ベストとは思っていませんので、じゃあ出来ることから始めて少しでもベストに近づいていこうじゃないか、ということです。

美味しいご飯作ってちょーだい

これはまぁいわゆるレシピ本なので、パラパラ眺めてみただけで、読み込んだのはこちら。
愛猫のための症状・目的別栄養事典: 須崎 恭彦 + 配送料無料

これは結構良い本でした。
参考文献もきっちり載っているので、気になったものは原著にあたることも出来るのも良いですね。
須崎先生はこれらの本を何冊も出していますが、ネコは基本これだけ読めば良いのでは(営業妨害じゃないですよ 笑)。

こちらにもレシピは載っていますが、押さえるポイントさえ理解していれば、ニンゲンのご飯が作れる人なら独自の組み合わせでイヌ・ネコの手作りご飯は作れると思います。


我が家では

  • キャベツ・干し椎茸(またはエノキ)をみじん切りにして柔らかく煮たものに合い挽き肉とご飯少々を入れてさっと火を通し、それをペーストにしたもの
  • 適当にカットした鶏胸肉をジップロックに入れ、冷ました鰹出汁(鰹節から取る)を注ぎ冷蔵庫で2日ほど浸けたものを、ジップロックのまま漬け汁ごと茹でたもの(茹で加減にコツが必要で、茹ですぎて硬くなると不人気)
  • 蒸した鶏レバー
  • 蒸してほぐした鮭・鱈

などをまとめて作り、分けて冷凍しています。
そのほか、無塩の干しエビ、干しアミ、適当にちぎった煮干し(無塩)を混ぜたものなど。
これは七味の大好物(テオはエビも煮干しも好きではないらしくあまり食べない)で、出さないと催促されます。

こういった手作り食とドライフードを大体1:1-2程度の割合で食べてもらっています。
初めは戸惑っていましたが、鰹だしに浸けてボイルした鶏肉が大変美味しいらしく(実際私が食べても美味しい)、それを思いついてからコンスタントに食べるようになりました。

普段は、朝はドライフード(七味には干しエビミックスも)、帰宅後もまずドライフードを少し食べさせ、食べている間に手作り食の準備をする、という感じです。
我が家は日中の食事が少なめなので、私が帰宅したときにはネコ達はかなり空腹です。
とりあえずのドライフードだけでは満腹にならないので、手作りご飯もちゃんと食べてくれますし、始めた当初はともかく、慣れてきてからは手作りは手作りで楽しみになっているようです。


手作り食を始めたのがGWあたりで、既に5ヶ月くらい続けているのですが、ここに来て特にテオの被毛がすごく変わったなと感じています。
テオは11歳の雄ネコですが、11歳といえばまぁまぁ高齢になってきたなと言う感じ。とても元気ですが、眠る時間が長くなっているし、ここ数年は被毛の艶も随分減ってきたと感じていました。
それがこの秋、夏毛から冬毛に換毛したあたりから手触りが違う!!若い頃みたい!!!艶もある!!!

七味はまだ7歳なので艶はあるのですが、やはり冬毛に変わるにつれて手触りが以前より滑らかになりました。


これはやはり良質なタンパク質が摂取できているからでしょう。

ヒトでも同じですが、栄養素が不足してくると大抵はまず爪、被毛(毛髪)、次に皮膚、骨(この辺ちょっとあやふや)に影響が出ます。
生命維持のためには脳、主要臓器の方が重要と身体は判断するので、そちらに優先的に材料が回され、爪や被毛は後回しにされます。
逆に言えば、爪や被毛または皮膚の状態がとても良ければ栄養素的には問題がない可能性が高い、となりますし、実際に臨床現場でも外観をよく観察すると言うことの重要性はここにあります(特に動物の場合は患畜に問診できませんので)。
もちろん、隠れている病気はありますし、病気によっては毛が逆に艶々してしまうこともある(ある種のホルモン亢進症など)ので注意が必要ですし、ヒトの場合は毛髪だけ徹底的にケアされている場合もありますから一概には言えませんが(若い女性の慢性的な栄養素不足問題というものがある)、おおよその目安としてはそうです。

従って、換毛後の新しい被毛の質が向上していると言うことは、そこに配分される栄養素まで十分に担保されている可能性が高い、と考えることが出来るのです。



一般的に、ネコが高齢になってくると代謝が落ちてくるので、腎臓にかかる負担を減らす目的で(ネコ科の動物はヒトやイヌに比べて腎臓に負荷がかかりやすい)タンパク質を制限した方が良い、と言われています。運動量が少ない避妊去勢済みの家猫では特に推奨されています。
私もそれで納得していたわけですが、一方で、腎臓が元気に働くために必要なのもタンパク質なので、健康なうちから制限することは機能的に大丈夫なのかな???と思うときもありました。

我が家はだいぶ前からドライフードは少しタンパク量を落としたものにしていて、手作り食にしてからはダイレクトに肉や魚を食べさせては居ますが、その分ドライも減っているので、トータルでのタンパク量が増えているのか減っているのかはよく分かりません。

ただ、質が変わっていることは確かなので、身体が何か変化してきているのでしょう。
正直、年単位で見たときに、この食事が吉と出るか凶と出るかは全く分かりませんから、無条件に「手作りご飯良いよ!」とは勧められません。
今後も継続して観察していこうと思います。


さて、気温が下がってきましたからテオが早速私の横で眠るようになりました。

私が起きてもしばらく寝ています

これ、私のベッドですからね。

日が少し高くなり、温かくなってくると良い案配のところでまったりしているネコ達です。>

忙しい朝。でもネコ達はのんびり

掛け布団出しました

明日の明け方くらいから、少なくとも早朝は気温が低い日が続くということで、ようやく掛け布団を出しました。


少し前に冷え込んだときは掛け布団を出すにはまだ早いような気がして、すぐに出せるウールの毛布と膝掛けを重ね、パジャマの上にトレーナーを着て凌いだのでした。

掛け布団は布団袋に入れて押し入れにしまってあるので、すぐには出せないのですよ。

しかしもうボチボチ出してもいいかなということで。
肩が痛くて掛け布団にカバーをするのも一苦労。。。。

これで寒い朝も安心


マットレスにシーツをかけるのはみなさん普通にやられていると思いますが、私はその上にフラットシーツをかけています。
ホテルでよくあるやつですね。欧米は大体このようにベッドメーキングを行うはずです。

春と秋は敷くシーツは麻、かけるシーツは平織のツルッとした綿で、もっと寒くなると両方ネルのシーツにしています。



以前はこのシーツに挟まれて眠ることの利点がよくわからなかったので、自宅のベッドは敷くシーツ、タオルケット、掛け布団という順番でした。
Between the sheets という表現を映画とか海外ドラマのちょっとセクシーな場面とか、親密な場面で耳にしたことはあっても、時々出張や旅行で泊まるホテルで一泊か2泊するだけですから利点が分からないのは当然といえば当然で、いつも「なぜシーツの間で寝るのだ、、」と思っていました。


ところで私の直近の彼はイギリス人だったわけですが、やはりシーツは2枚。
そのことについて話をした記憶があるのですが、正直あまり覚えてませんw

ただ、その人と別れてからLLBeenのカタログで寝具のページを見ているときに、ふとシーツ2枚にしてみるか、と思ったんですよ。付き合っているときは真似しようとも思わなかったんですけど。
ちなみにLLBeenはアメリカのアウトドア系衣料メーカーで、寝具も扱っていますがこれがかなり優秀で愛用しています(そしてシーツは基本2枚組で売られている)。

それで、毎日シーツの間で眠っていたら利点がわかりました。

上にかけるフラットシーツはベッドの両脇に垂れる形になるのですが、薄いシーツでもこれがあるのとないのとでは保温性が全然違う!
体温が逃げにくいんです。
だから一番寒い1月後半から2月を除けばシーツに掛け布団程度でかなり暖かい。


そうかこういうことだったのか!と思いましたね。

彼と付き合って受けた影響で一番良かったことです、これが。あとはアップルクランブルを覚えたことくらいかな。。。。


慣れるとサラッとしたシーツにくるまれてるのは結構快適で、もう戻れません。
でも男のことは滅多に思い出さないなぁ〜 笑

ネコ団子の夜

私は一人暮らしですが、猫のために広い家に住んでいます。
広いといっても普通のファミリータイプですが、一人には広いという意味です。

ところで、繰り返しの転居の中で思うのは、単身向けの部屋の方が割高じゃ無い?ということです。
多くの単身者は単身向けの部屋からチョイスしようとするからこの事実を知らないのではないか?

ほどほどに築年数が経ったファミリー向けの2LDKとか3LDKは案外掘り出し物があります。
我が家なんて、築年数が古いからオートロックも無いマンションだけど、外観も綺麗だし鉄筋・エレベーター付きで内装や水回りは新しくリフォームしてあるから暮らすのに不自由は無い広めの3DK、水道付きのベランダもあって、管理費込みで5万円を大幅に切ってますからね。


でも近所の1Kは新築だと4万円台後半から5万円強で広告出てますから。
なんだかなって感じです。


広いと掃除が、、、という声を聞きますが、私は大学院を出た後はずっとファミリータイプ暮らしな上に趣味が多いのでキャパシティに合わせて荷物が増えたこともあり小さな部屋に住むという選択肢はゼロに等しかったです。
でも、今の所に越してきてからネコが1匹減り、思うところがあって不用な家財を整理しているので、一部屋はほぼ完全に客間になりました。

だから使用しているのは寝室と、DKと一部屋を繋げてLDKみたいにしている部分なのですが、この寝室がすこぶる居心地が良い。


ベッドだけでなくカフェテーブルと一人掛けソファも置いているので読書や書き物もできるし(ノートPCも置いているので仕事もやろうと思えばできる)、タブレットでテレビや映画も見ることが出来るので、夕食後はホットミルクとチョコレートかなんかを持って早々に籠ってしまいます。
キャットケージやネコトイレを置いているのもこの部屋なので、もちろんネコたちも連れて。


ついついぼーっと夜更かしをしてしまうのだけど、この時間が外界の疲れをとるんだよね〜

ソファが気に入っているのか、ソファに座る私が気に入っているのか?

なんとか衣替え

午前中は仕事に行ったので、午後から家事。

次の週末があまり使えないとなると、ここで衣替えをしておかないともうチャンスがない!と思い、再放送の鑑定団を眺めつつ入れ替え。

まだ本格的な冬のコートは出してないけど、ボトムスとトップスはほぼ入れ替えたので、いつ寒くなっても大丈夫。
こちらはまだまだだろうけど、次の週末、仙台の最低気温は一桁台なのでさすがに考えた装いで行かないと体調を崩しそうだ。


衣替えのついでにラインナップを見直して、廃棄が10着ほど、メルカリ行きが4着。
フリマに出すのも面倒なところもあるけど、新品に近いものを気に入らない、似合わない、という理由だけで廃棄するのもどうも寝覚がわるい。

もちろん失敗した買い物を金銭面で取り返したい気持ちもあります。


洋服といえば、私は元々シンプルなものよりは個性的な柄のものが好き。
なんだけど、個性的なものは気持ちが元気じゃないとあまり着る気にならないし、無理に着ても似合っていないように見える。

何度か書いているけど、22012年頃から私の人生は第3回目の谷底時代に入った。それで、よく考えてみるとその頃から洋服の無地率が上がったし、色もブルーやグレー。ブルー系統は元々好きな色で良く着ていたから良いとして、グレーは確かにある時期からすごく増えている。

人生の浮き沈みとは関係なく年齢が上がっているので、単に落ち着いた格好を指向していると考えていたけど、どうもそうではなかったらしい。


谷底時代は下り→底辺→上りを合わせると約9年、つまり去年まで。最後の3年くらいは谷底時代に含めなくてもいいような気もするけど、今年の心持ちと比べるとやはりまだ谷だったのだろうと思う。


何が言い合いのか、というと、今年の初夏くらいからシンプルな洋服に袖を通す気にならなくなり、昔買った素敵なワンピースやブラウスをせっせと着ている。

着ながらある日「あれ?これは自分かなり気持ちが元気なのでは?」と思ったわけです。
同時に、年齢による落ち着きでもなんでもなかった、ということも判明しました。


この秋冬はちょっと華やかに行こうと思っております。