空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

やっと言ったか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000089-jij-pol

一昨日、母と電話で「なぜ菅はもう当分住めないと早く言わないのか?」という話しをしていたのでした。

生まれ育った土地にこだわるヒトは多いでしょうが、東電社員と国会議員が全員で謝罪したところで原発近隣の汚染が消えるわけでもなし。
どうしようもないことは人生にはあるものです。


新しい土地で生まれた新しい命はそこを故郷と感じながら育つのだし、それと同時に親や祖父母が自分たちの育った土地のことを話してあげればよい。
いくつもの国や地域に愛着を覚えるのはヒトとしてむしろ良いことだと思うんですよ。


私は不本意ながら関西暮らしが長引いているのですが(努力不足とタイミングが合わないからとも言う)、疲れて帰宅する時に中島みゆきの「帰れない者たちへ」と「我が祖国は風の彼方」を聴くんです。

それでまぁこの身寄りも無い、馴染みもない土地で自分は明日も生きていくのだ、みたいな気持ちをね、噛みしめたり。。
災害で土地を離れなければいけない人達の苦悩とは比べものになりませんけどね。


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110414 追記

上記記事間違いだって?もー、、、
だけど、菅首相の言葉(とされるもの)に反応して無責任と怒ったという地元の人々もどうなんだ?
清浄化は頑張れば(例えばお金や人材を投入して)早くできるものでもないと思うのですが。

例えば安全に解体出来てさらに土地土壌の清浄化にかかる年月が科学的に見積もって最低で20年なら、それは仕方ないでしょう。放射性物質はヒト様のお願いを聞いて半減期を早めてくれたりしないんだからさ。
さらに、早く元の場所に住みたいから作業員の浴びる放射能なんか知ったこっちゃ無いって言うんじゃないよね?