空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

走る走るオレたち

そういえば昔のiPod(小さな正方形の)にRunning Cat is foreverって刻印入れたっけ。
多分、走りまくって人生変わった!ってなっていた頃に購入したものだから 笑。


ランニングを習慣にした(出来た)のが2010年だったと思うから、もうかれこれ14年。
結構続いていて我ながらエライ!

決して市民マラソンブームに乗ったわけではないのですが、時期が重なっているので職場でも走っている人は何人かいましたが、今でも続けてるのって知っている限り2、3人。
特に女性はやめてしまった人が多いように思います。


私も住む場所によって練習頻度が増減してますし、コロナもあって斬減してるけど、やめてはいません。
大会に参加する熱意はあまりないけどねー。



私のピーク時は年に3回も4回もフルマラソンに出て、加えてトレイルランといって山を走ったりもしていて、それに合わせて普段の練習もなかなかのものでした。
まず、冬場は毎日走って通勤していましたし。
職場まで、普通に行けば3キロ弱なのに遠回りして7、8キロのルートを取ったりして、だいぶ変わった人と思われていたことでしょう。

なぜ冬場だけなのかと言えば、冬は汗だくで職場についてもウェアを着替えて汗拭きシートで拭いたら臭わないから。
あと、冬は明るくなるのが遅いのでどうしても走る時間が遅くなり、出勤に影響してしまうため、出勤と練習を合体させてました。


暖かくなってくると、日の出前後に10キロ走ってシャワー浴びてから出勤(しかしそれも電車は使わず自転車)。
40代が体力のマックス!って感じで、食べても食べてもお腹が空いている感覚も新鮮で、仕事は思うようにいかないことも多かったけど、肉体的な疲労は全くなくて妙に楽しかったなぁ。




最近またコンスタントに走るようにしているのですが、ブランク後に走るといつも不思議だなぁと感じることがあります。
ランニングを習慣にしようとしていた頃、最初はたまに涙が出るほど辛かったんです。

足というより、肺と心臓と喉が痛くてたまらず、速い呼吸、速い心拍が続く状態に臓器が全然ついてこれないって感じでした。
当時、帰宅時にウェアに着替えて帰宅ラン(その時はもちろん最短距離)というのを週に2回と決めてやっていましたが、夜道をよろよろ走って、呼吸のたびに喉は痛いし肺は痛いし心臓も痛いし、なんで丸一日働いてこんな辛いことをやっているんだと、暗いのを良いことに泣きながら走ってました 笑。
1ヶ月続けてもこんなに体が辛いならやめようと決めていたのですが、3週間で臓器と喉の痛みは無くなって、そうするとどんどん走れるようになったのです。



練習が減っていって、たとえば半年とか、ひどい年には1年近く走らないと身体は走っていなかった頃に戻るように思うじゃないですか?
ブランク後の初日は確かに呼吸のたびに胸が痛かったりするのですが、そういうのはまず1日だけなんです。
激しい運動を全然していなくてもゼロにはならないのだなぁ。特に内臓が。
ガテン系のお仕事をされていたおじいちゃんってホワイトカラーのおじいちゃん(例えばうちの父)と全然違うもんね。あれは筋肉の差もあると思うけど、多分内臓も強いんだわ。



最近、今更ですが近所に新しいランニングコースを発見しまして、このコースがなかなか良い。
普段走っているのも利根川の支流沿いの遊歩道なのですが、大きな道路を何本か横断するので、さすがに車道を突っ切るわけにもいかず遊歩道から出て横断歩道まで迂回する必要があり、面倒だなと思っていたのですが、新しいルートはそれがほぼありません。
早朝は人通りもほとんどなく大変走りやすいし、桜とハナミズキが交互に植っているのもグッドです。


私は走れるおばあちゃんを目指しているのでサボらず練習しようと思います。

実際、大阪にいた頃、元旦10キロマラソンで私を軽々と抜き去ったおばあちゃんとか(「若い頃みたいに走れないわ、全然ダメ〜」と笑顔で言っておりました)、初ハーフマラソンでヘロヘロしている私に「頑張れ〜 笑」と声をかけながら追い抜いてあっという間に先に行ってしまったおじいちゃんとか、高齢でもガンガン走れる人っていますからね。


それにランニングってお金がかからないスポーツだからほんと好き。

走るより昼寝ニャン