空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

ベランダガーデンの危機

猛烈寒波の到来で、私の大事な植物たちも厳しい状況に晒されています。
25日水曜日の朝は、5Lじょうろに溜めておいた水が分厚く凍っており、おぉ!となりました。

育てている植物は南国のものが大半で野外越冬させられるものは多くありませんが、総数が多いため比較的寒さに強いものたちはベランダにしつらえた簡易温室で我慢してもらっています。

温室と言っても、普段植物を並べている棚の側面と上面をプラダンで囲っただけなので、温室ではなく風よけだろうと突っ込みが入るかも知れません。
まぁ風よけです。


それでもこの寒波が無ければ日中の日射しで囲いの内側には暖気が溜まり、植物たちも気温が低い夜間をやり過ごせるエネルギーを蓄えることが出来るのですが、この気温ではどうでしょうか?
きっと心を無にして耐えていることでしょう。。。


側上面に加えて、空いている前面もエアキャップシートなどで覆い、なおかつ一応植物用に購入してあるアイリスオーヤマの小型オイルヒーターをその中に入れればそれこそ簡易温室になるのは分かっているのですが(我が家のベランダには水道だけで無くコンセントまである!)、私自身が寒いベランダでその作業をする気が起きず、室内から植物たちにエールを送るにとどまっています。


とはいえ、貴重な植物も少なくないので、この週末はもう少し防寒してあげた方が良いかも知れません。
寒波もまだまだ続きそうですし、ヒーターは最終手段としても前面シートの取り付けくらいはやろうかな。


植物たちのことは大切に思っているし、自生地のこともなるべく勉強して育てているのですが、じゃあ夜通しエアコンで加温し、乾燥するから超音波加湿器をつけておくかと言うとそんなことはしません。

無理はさせたくないですが、日本の気候に適応していってもらいたいし。
だけど、プロじゃ無くて趣味で育てている人の中にはそこまでしている人もいます。
まぁ、、、、、好き好きなのですが、、、気温10度下回ったとSNSで大騒ぎしている姿にはやや違和感もあったりして。


例えば、気温10度以下で弱ると言われていても、気温10度にどのくらい晒されると弱るのか?問題なのはそこですよね。
さすがにここ数日は外だと一日中10度以下だったりするので、限界かも知れないとは思いますが、室内で育てている場合は丸一日10度以下になることはあまりないのではないかと。
居間に置いているとして、就寝まで20℃くらいに維持されているでしょう。そこから暖房を切って、深夜から夜明けまではもしかしたら6℃くらいにはなるかも知れない。
でも、地域にもよるけど室内で氷点下には滅多になりませんよね。0℃も、どうなんだろう?


というわけで、一日のうち数時間10℃を下回ったからと言って枯れるのか?植物とはそんなに弱い存在なのか??と思いますけどね。


ちなみに我が家は寝室(ネコ達が眠るのもここ)のみオイルヒーター時々ファンヒーター暖房で、植物を置いている居間のエアコンは来局時のみの稼働です(つまりほとんど稼働させない)。
晴れている日は、窓からの日射しで室内温度は高くなるでしょうがこの時期20℃を超えることは無いかと思います。
正午からの数時間暖かいけど、基本的には10℃台前半でしょうね。
それでも我が家の植物(主にチランジア、ビカクシダ、ラン、多肉、サボテン)たちは少なくとも室内組は調子よいです。

真夏や真冬の植物管理は、環境の温度・湿度管理では無くて、植物本体の水分・養分とのバランスを見ていくことがポイントでは無いかなぁと思ったり。


しかし、繰り返しますがベランダ組の植物(チランジア、多肉、サボテン。ランはみんな室内)たちはさすがに厳しいと思います。
バラ、ローズマリークリスマスローズは外でもバリバリ元気ですけど。