空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

正解なんて無いのに

はてなでもAIにタイトル付けてもらいましょう~みたいなのあるじゃないですか?
ああいうのってどうなんでしょう。


つまらなくてもいいから自分の脳みそから絞り出す言葉の方が、最終的には誰かの心に引っかかるような気がする。
上手く言えないけど、、、ユーミンも、ヒット曲を産み出すにはみんなに当てはまるような出来事を歌うのでは無くて、ごく個人的なエピソードを突き詰めて作品にすることだと言っていたし。



学生さんで、何のためにそういうことをしているのかよく分からないのだけど、ChatGPTに

「30代」「独身」「男性」「一人旅」「南の島」「感想」

みたいなキーワードを放り込んで、行ってもいない旅行の感想を出してもらい、そのエピソードをひっさげてマッチングアプリで活動している人がいる。
何のためにか分からん、と書いたけど、多分感じの良い魅力的なトークを繰り出して、マッチングで高得点を稼ぎたいというのが目的なんだよね。

あんまり突っ込んで聞くと可哀想なので、ちょっと突いて聞き出したところから想像するにそんな感じ。

コレどうして分かったかと言えば、この学生さんはアホなので、職場のPCでその妄想旅行記を作って職場のプリンターで印刷して、原稿を取り忘れたのを私に発見されるという、なんとも残念な失態。
現実はこんなヌケ作(ぬけさくって今使います?伝わります?アホたれってことですよって、アホたれも使わないかw)なのですが、ChatGPTの旅行記を読むと素敵独身男性の姿が浮かびます。



原稿を発見したとき、私はぎょっとしてそのあと一人で笑って、さらに薄気味悪くなってしまいました。
ニンゲンはどこに向かおうとしているのか?というか、日本人は?

こういうことをして何か(例えば彼女や結婚)を得て、それって一体何?ってある日愕然としたりしないのかなと思うけどね。



私はもっと素朴な関係の中で生きていきたいよ。。。。。

夕日で赤く染まる部屋