空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

約束の地を求めて

昨日のブログとも少し関連するのですが、あちこちで暮らす中で私が感じているもう一つのことが、自分には土地との相性(それは食や気候とは全く別のもの)があり、それはどうも遺伝するようだ、というものです。

soratobi-neko.hatenablog.com


荒唐無稽なことを、と言う感じですね 笑
まぁ聞いて下さい。

なぜこんなことを感じるようになったかというと、父が嫌な時間を過ごした単身赴任先に時間差で私も暮らすようになることがあります。
そうすると、そこでの時間は私にとっても苦労の連続になります。またその逆もあり、不思議だなと思っているんです。

そして父だけで無く、弟にとって印象が悪い場所(別れた妻の出身地とか)に私が住むことになった場合も、嫌なことが起きるんですよね。
余談ですが、私と弟は同じ誕生日の相手と付き合って酷い別れ方をしたりしています。弟はこのことを知りませんが、私が密かにリサーチ(笑)した結果気がつきました。



結果、空ネコ実家では比較的県に対して抱く感情が共通しています。

ちなみに大阪は父が単身赴任で過ごした十数年後に私が暮らすようになりましたが、二人とも「楽しかった」「大阪好き」なんです。
そして宮城(仙台)。
父は地方局で採用されて勤務している人たち(本省採用ではない人)に猛烈にいじめられたそうで、後年、母が「あの時は自殺するかも知れないと思った」と話してくれましたが、私の仙台時代も何度も書いていますけど人生の3大地獄と呼んでいる期間で、やはり何回も自殺を考えるほど人間関係(主にパワハラ)で苦しみました。

他にも具体的な地名を出すのは控えますが、とある都市に単身赴任しているときに父が謝罪会見(!)でテレビに出たことがあります。
別に父が何かしたわけでは無いですが、現場で不祥事があり、上の方の人が何人か並んでみんなで頭を下げるのがありますよね。あれの一番端っこにいました。
でもって、やはり後年私がその都市に就職して数年過ぎた頃、降って湧いたトラブルに巻き込まれるという。。。


不思議じゃ無いですか??
私は好き嫌いで言えば嫌いな土地って無いし、どこにいっても楽しみを見つけて暮らすのですが、そういうこととは関係なくトラブルが起きる土地というのがあるように感じています。


じゃあどこで生きるか。

ならば父が楽しかった場所に行けば良いじゃ無いかと思うでしょう?
そうなのですが、単身赴任先で言えばもう北海道しか残ってないんですよね。
北海道に赴任していたときの父は、仕事してるのか?ってくらい休日は精力的にあちこち出かけて満喫していました。

がしかし!
私がどうしても北海道には行けないのです(もちろん遊びでは行けます)。


学部や職業柄(獣医にとって北海道は聖地!!!)、ずーっと北海道に渡りたいと、ことある毎にトライして来ましたがどうにもはじかれちゃうんです、ワタクシ。
津軽海峡を渡ることが出来ません。

受験だけで無く(北大は合格圏内にいたのに落ちた)、北海道がらみの公募にこれまで一体何回落ちたことか。。。。
そもそも、学部でダメだったなら、と、大学院で北大に行こうとしたのに、行きたいと考えていたとある研究室の教授と研究内容について話していたら「あなた、それならぴったりの研究室が山口大にあります!知り合いだから紹介します!!」とあれよあれよという間に山口に。。。。涙
テーマなんかどうでもいいから北大に行きたかったのに、なぜ?

縁のなさをひしひしと感じます。
この感じは私のタイプの男性が決して私のような女は好みでは無いと言うのに非常に似ているwww


最近寒いのも辛いので、北海道への憧憬はほとんど消えました。

自分の約束の地は自分で見つけなくてはならないのでしょう。
旅はまだ続きます。。。