空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

サザンな夏

先日、食後にうたた寝をしてしまうと書きましたが、昨日もネコズの世話を終え、シャワーを浴びて21時のニュースを見ながら食事を終え、しばらくしたらウトウトと眠ってしまいました。

するとどこからともなく聞こえてくる歓声
特徴あるサウンド、歌声


(・・・・このどこにいても湘南の風景を想起させるのはサザン、、、)
(桑田は好きじゃ無いんだけどなんか聴いちゃうサザン、、、、)


半分以上眠った頭でそんなことを考えながらしばらく聴いていましたが、徐々に覚醒してきたのでテレビを観ると真っ赤なシャツを着た桑田佳祐が歌ってました。

この人と原坊はどうしてこんなに変わらないの?
ちゃらんぽらんな風を醸し出しながら、ものすごくストイックに生活しているに違いないです。
聖子ちゃんも、私はさほど好きでは無いけど、以前観たドキュメンタリーで歌うために身体をつくり喉を労る姿を拝見して(プロ、、、!)と感動しました。

きっと桑田さんも同じ感じなのでしょう。でなきゃあんなに歌えないって。
歌だけで無く、パフォーマンスのテンションが若い頃と全然変わらないし。まぁさすがに、ライブの終わりにはヘロヘロしてて倒れるんじゃ無いかと少し心配になってしまいましたが、逆に年相応の姿を垣間見たというか。


というわけで、やっていたのはこちら。
www.nhk.or.jp


この人たちはデビューしてから割とすぐ人気が出たと記憶していますが、なんだかんだずぅっと人気が衰えず、夏と言えばサザン、サザンと言えば湘南、で45年もやっているってめちゃくちゃ凄い。

65歳くらいの知人男性が、「自分は同世代のアーティストとしてサザンを聴いてきたが、今、息子もサザンのファン。何ならもう少し上の世代だと親子3世代でサザンを聴いている。それが可能な希有なグループ」と言っていたことがあったが、まさにそれ。
凄い人たちです。

やっぱ、桑田佳祐がすごいのかな?原坊とのコンビネーションが奇跡だったのかな??



桑田佳祐原由子のエピソードと言えば、青学時代のサークル合宿で男女入り交じって雑魚寝をしたと。その時自分の横で眠っていたのが原由子で、若気の至りで手を出してしまったと。朝になって「ブスなコだなー」って思ったけど、手を出してしまったから付き合って結婚したんだと話していたのが忘れられません(遙か昔のご本人トークと記憶しております)。

ワタクシ、こういう話しは結構好きです。
実際、身近にも何組か似たような始まり方をした人たちがいますが、大体男はチャラい感じで女の方はやや真面目寄り。
「酔って」とか「何かの弾み」で身体の関係を持ってしまうのだけど、覚醒した男の方はなぜか「コイツとは真面目につきあわにゃあアカン」と思いチャラ男を返上、その後、結婚。そしてずっと仲が良いのです。なんか不思議。

逆に「運命」とか「愛」とか「好き」とか「好み」といったワードから始まった方が壊れてますね、大抵ね(自分含む)。




さて、昨晩のスタジオライブでは観覧席に700人ものファンが詰めかけておりました。
時々カメラに写るみなさん、私と同じくらいかそれより上の年代が多いと思われましたが、チラリと写るその顔がなんとも嬉しそうに輝いていたのが印象的でした。

桑田さん声が出るのが凄い!
が、一番に感じたことですが、次に印象に残っているのはお客さん達の姿です。
45年のサザンの歴史に自分達の歴史を重ねながら聴いているのだろうなぁと想像させるような、嬉しさ、懐かしさ、切なさが顔面を彩っていて、なんか良いもん見た。。。としみじみしました。



私はこういう、何かしらの感情でいっぱいになっている人の姿を少し離れたところから眺めながら、胸の内をあれこれ想像するのが好きなのです。
決してその場に自分も入り、何かを一緒に分かち合いたいとは思わないのですが、懐かしさで溢れそうになっている人を見ると(フフフ、、、、(∩´͈ ᐜ `͈∩))という気持ちになります。

え、それってどんな気持ちなの?ww