空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

夜毎の苦しみからの解放

ここ2−3ヶ月、睡眠時の腓返りが尋常ではないのです。
だいたいは深夜2−4時辺りに唐突に起こり痛みで目覚めるのだけど、ひどい時はベッドに横になって脚を伸ばしたとたんにふくらはぎ、脛、足首、足の裏、膝まわり、大腿前部のどこかしら、または複数箇所が攣ります。


幼少期から足が攣り易い体質なので、睡眠中にそういうことが起きるのは時々はありますが、ここ数年徐々に頻度が高くなり、ここに来てほぼ毎晩。こうなるともはやQOLに関わる問題です。
ミネラル不足?脱水?糖尿病初期症状?
どれも当てはまりません。

糖質があまり体に合わないようなので、糖尿病は密かに疑っていましたが春先の健康診断では問題無し。


結論は加齢による筋肉の誤作動。
数年前に閉経してからの体の変化(劣化)スピードには驚くものがあります。改めてホルモンの凄さを実感。
私は生物研究者なので、加齢変化に対して悲観的な気持ちになるより生物学的に分析してしまうのですが、自分の体をジャッジすると自然界的には生物として不要と言われていることをひしひしと感じます 笑

もちろんこれはニンゲン社会とは別の話です。



美的な意味でのアンチエイジングは比較的どうでも良いのですが、ニンゲン社会の一員としては加齢変性があろうがなかろうがまだもうしばらく、なんなら生まれてからこれまでと同じ長さを生きなければならないし、それも寝てればいいというわけではなく歩き回って手指や目を駆使して細かい作業し、計算して文章を作って、新たな言語習得にも励まなければいけないし、つまり働かなくてはならない。
働く必要がなく遊んでいられる場合も、やはりある程度は加齢変性を食い止める必要があるでしょう。

細胞にかかるストレスは増える一方なのにそれを取り除く能力は低下する一方だという状況で、これはなかなか大変なことですよ!
相当真剣に、継続したメンテナンスをしないと保たないという危機感を感じています。

もしかしたら仕事で高パフォーマンスを発揮するための様々な工夫や努力の半分は「身体メンテナンス」かもしれない 笑
いやきっとそうだ。



とりあえず毎晩の腓返りを回避して睡眠の質を取り戻さないと。
誤作動が起きる原因として血流不足とあり、確かに私は下肢に細かい静脈瘤がある(皮膚の表面に赤くて細い血管が見える)のでスムーズに流れにくいのだろうとは思いますが病的な程ではないため、それだけでなく筋膜リリースがうまく行っていないだろうと予測。
我が家にはランニング後のケア用に電動マッサージロールがあります!

随分前に購入したのでこんなに高くなかったです。値段上がっていてびっくり。
これとても気持ちが良いのですが、振動が激しく階下への音の伝わり方が不明なので夜に使用するのはやや憚られるところ。

じゃあ、ということでコレ

ツボ押しの親玉みたいな棒

これもちゃんと筋膜リリースとかセルライトをほぐすための器具です。長さ30センチくらい。
名前は忘れました。安価。私は2000円台で購入した記憶があります。
美容意識の高いお友達がFBに載せていたのを見て真似して買いました。


この硬質プラスチックの棒の両端を握り、上の二つの突起でに筋肉を挟むようにしながら上下に擦ると、これが想像以上に痛い、効く。
これなら音も出ないし、手軽なので寝る前に音楽を聴きながら片脚5分程度ずつゴリゴリするだけ。あまり強くやると青あざができるくらい力が加わる構造なので、適度にやることが肝心です。
満遍なく擦っていれば5分なんてあっという間です。
ちなみに、棒の部位ごとに異なる効果、使い方があるけど忘れました。確か、片方の端のヘラみたいなのは筋肉と筋肉の間に押し込んで刺激しろ、みたいな用途だったかと。
まぁとにかく、こんなチャチなもので?と思いますがかなり威力があるマッサージ棒。邪魔にならないサイズだし、エコだし。


いやー
やった晩からこむら返り止まりましたわ。超おすすめです。

しかし、日常的にやる事が増えますよね。
よく早朝や夕食後に中高年のご夫婦が近所を散歩しているのを若い人たちは「なんで歳をとると散歩をするのか?」と不思議に思っているかもしれませんが(私は思っていましたw)、必要なんだよ!!!