以前ほどはやらなくなったが、夜中に調理をすることが好きだ。
調理というか、何か作業することが全般的に好きなので、多分違うものでも良いのだが、作る理由が発生しやすい、という意味で調理が選択されることが多い。
食事、入浴、ネコズの相手などが一段落した23時頃から開始される場合が多い。
ひたすら野菜を刻んだり、ぐつぐつ何かを煮込んだりしているうちに夜が更けていく感じが好き。
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学生さんのご実家から栗が送られてきた。
なぜか複数の学生さんのご実家から農産品や魚(お父上の趣味の釣果)をいただくことが多いのは私が貧していると思われていたりするのだろうか?笑
栗は鮮度が命!
以前、飾って秋を楽しもうとやっていて、あっという間に黴びさせてしまったことがあり、苦い記憶だ。
さらに、それがトラウマとなり長いこと栗には手を出していなかったため、栗の本格調理は今回がほぼ初めてかも知れない。
調理候補は以下
- ゆで栗
- 栗ご飯
- マロンペースト
- 甘露煮
- 渋皮煮
豚や鶏と共に甘辛く煮付けるというのも良いが、今回は渋皮煮にトライ!!
渋皮煮は毎年友人が作って送ってくれるのだが、美味しいので自分でも作ってみたかったのだ。
栗は一晩水に浸ける、などはせずに沸騰したお湯に5分ほど浸けて鬼皮を剥く。
渋皮に穴を開けて中の実が見えたら失敗。
失敗した栗は渋皮を剥いてしまい、栗ご飯にする(予定)。
500グラム強あったので、なかなかに手が疲れる作業であった。
鬼皮を剥いた栗は重曹を入れたお湯(初回)、ただのお湯(2-4回)で10分ずつ茹でこぼしてあく抜きをする(この工程の写真無し)。
あく抜き後の栗の表面を掃除(渋皮表面の線維や筋を取る)。
渋皮の最下層を破らないように爪楊枝の側面でこすりながら落とすのだが、なかなか骨が折れる。
NHK+の配信ニュースなどを聴きながら黙々とやる。
ネコズは、最初の方こそ「何やってるの~?」「まだ寝ないの~~?」と様子を見に来たり呼びに来たりするが、私が栗に集中しまくる姿を見て、諦めて先に寝てしまう。
掃除をした栗は表面に大理石のような模様が浮かんだ美しい姿に。
やっと砂糖を入れて煮る!@1時前
砂糖を二度にわけて入れ、フツフツと沸くぐらいで2-30分、クッキングペーパーの落とし蓋をして煮る。
この工程は待つだけなので、アイスを食べたりストレッチをして過ごす(長時間立ち仕事で腰が凝っている)。
冷ましながら味を含ませ、私は就寝。
朝!
うまそーーー
でももう少し冷蔵庫で味を馴染ませる。
コツをつかめば以外に簡単な栗の調理。
この秋、あと何回か栗を買っても良いかもしれない。
というか、「また送ります!」とお母上からのメッセージが来ていたので、またもらえるのかな?
是非下さい!是非に!!
230928 20:30追記
今夜は鬼皮剥きに失敗した栗を使って栗ご飯にしました。
栗ご飯はもち米を加えもっちりと。こうした方が栗と合うように思う。
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その他、秋の美味しいもの。
去年はリモンチェッロを作った。
soratobi-neko.hatenablog.com
今年はまずはこれ。
グリーンレモンの苦みを活かし、スパイスと合わせてみた。
話は逸れるが、酵素ドリンクって名称は良くないと常々思っていて、実際は「発酵飲料」だと思う。
酵素ドリンクと書かれると、体内酵素などを研究対象としている側からは一気にうさんくさく見えてしまう。
亡くなったオクトに食べさせようと思って買った北海道の鮭
身がほくほくして、皮も分厚く大変美味しい。
国産天然鮭なおかつ無塩(ネコズも食べるため)は結構貴重で、何年もリピートしている。
ニンゲン用はホイル焼き、塩麹漬け、汁物など色々に調理し、ネコズには皮ごと蒸すか茹でるかした後、ブレンダーでペーストにしたものか、焼いてほぐしたものを食べさせているが、やはり大変美味しいらしくテンションが違う。
オクトにも食べさせてあげたかったな。
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