空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

応援出来ない心理

坂本龍一以外は音楽も広く浅く、アイドルを含む芸能人も関心はありますがファンというほどの人は居ないのですが。


例えば若い人たちが歌やダンスのレッスンをものすごく頑張って、オーディションをくぐり抜けて、素晴らしいステージを見せてくれるのであれば、それがアイドルでもミュージカルでも舞台でもラップでもストリートダンスでも格好良いな、素敵だなと思います。

すごいなと感心もしますし、尊敬もします。
これからももっともっと頑張ってねと応援する気持ちにもなります。
その人の名前すら知らなくても、です。



だけど。

その「頑張り」の中に選択権がある人間からの性的欲求を受け入れるとか薬物の摂取とかも入っているんだよ、嫌だったけど我慢したんだよ、となれば話は変わります。


とてもじゃないけど「頑張ってすごいね」とは言えません。
応援も出来ない。
だって応援しちゃったら、そんな虐待行為も肯定するみたいでしょう?





極端な例えになりますが、昔、見世物小屋というものがあって蛇女とかろくろ首とか河童とか、私は見たことはありませんが、先天的に身体に不具合がある人だけでなく、人為的に身体に傷を付けて(おそらく興行主の意図)後天的に造られた身体の人も居たことでしょう。

そういうのを怖い物見たさの好奇心で垣間見るということはあっても、じゃあ腕切り落として頑張って偉いね、応援する!となりますか?って話しです。


私はなりません。出来ません。
繰り返しますが、虐待を肯定したくないからです。


今はただ被害に遭いながらも耐えて生き抜いてきた人たちの精神がどうか崩壊しないように、幸せにフォーカスして生きていってくれるようにと願うのみです。