空飛びラボ日記 Ver.2

研究する人生

リハビリ終了まであと少し

肩関節周囲炎からの拘縮肩で人知れず大変苦しんでいた昨年ですが、晩秋から月1-2回のリハビリと自宅での運動によりかなり改善してきました。

先日、初診以来2度目の診察でしたが(普段はリハビリのみ)、主治医に「この調子なら桜の咲く頃にはリハビリ終了」との言葉をいただきました。


初診時には腕を前から上に上げようとしても100度(!)までしか動かせませんでしたが、今は右155度、左はギリ180度まで改善。

これは、左は障害無し、といってよいレベルだそうです。
ただ、元々身体の柔軟性が平均よりも高いので、個人的な感覚では完全回復まではもう少しかなと感じます。
右はまだしばらくリハビリが必要です。


年明けくらいまで自宅では作業療法士に教わったタオルを使ったトレーニングを行っていましたが、ふと思いついて「鉄棒にぶら下がったら身体の重みで180度まで開くよね?今の状態でそれをやるのってまずいかな?」と質問したところ「一発で治る可能性と、逆に傷める可能性の両方がある」と言われました。そして笑われましたww

が、鉄棒というのは極端だとしても、ある程度体重をかけて牽引しても良いですよとも言われましたので、職場でトイレに立つたびに実は個室の内側でドアにぶら下がっていますwww


足は付けてますが、ドアの上の縁に指をかけて体を下に引っ張って10秒を2,3回。

これがもう痛い!
痛いけど、これを始めてから回復のスピードが上がったと思います。



作業療法士曰く、肩に限った話しでは無いが、どう見ても機能障害が残っていて日常生活に支障があるだろうというレベルでリハビリを辞めてしまう人も少なくないのだそう。
もちろん、どうにもならない場合というのはあるでしょうが、地道にトレーニングを行えば間違いなく元に戻るのに、という場合でも辞めるのだそうです。

不思議だけど、老いてなお鍛え続ける冒険家のような人もいれば、健康なのにまったく出歩かなくなってしまう人もいますからね。自分で自分の限界を決めてしまうと言うか。

その違いは何なのか?とよく考えますが、私の場合、工夫しながら回復に向けて色々やるのは、不自由な状態が嫌というよりは自分の中にポテンシャルを強く感じるからだな、と思います。



理屈で結論に至るのでは無く、自分の奥からまだやれる、という声が聞こえるんですよね。
これはリハビリに限ったことでは無くて、生き方に対してもですが。


まだやりたい、じゃないんです。
まだやれる、なんです。
その声が聞こえるときは、まだやったらいいんじゃないかなーと私は考えています。